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2006年12月20日

●理事長所信●

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 2007年度 社団法人佐野青年会議所 
 第42代理事長 新井 邦彦
 
 
 
 


生まれ来る子どもたちに 
何を語ることができるだろう
 
瞳輝く子どもたちに 
何を伝えることができるだろう
 
そして愛する人たちを守るために 今、何ができるだろう
 
あなたが生きる このまちを想い
子どもたちが生きてゆく 未来を想い
相集う友と力をあわせ このまちの未来を創ろう
 
愛情ある人
志ある人
そんな心ある人たちで溢れる未来
 
その未来を子どもたちに伝えよう
愛するすべての人たちに贈ろう
 
このまちを明るく豊かな地域にすること
私たち若者にはそれができるはず


 
 
 


はじめに ~心あるコミュニティ~
 
 私たち佐野青年会議所は、常日ごろより明るい豊かな社会を築くために活動しています。この明るい豊かな社会とは、このちいきに住む人たちの心が希望に満ち溢れ、この地域を愛し、誇りを持つことができる社会の姿であり、そこには人を思いやる心と、想いを実現していくための決意を持った「心ある人たち」がいます。
 この心ある人たちが、このちいきの未来を真剣に想い、誰もが豊かさを感じることのできるちいきを、自主的に創ろうとする意識を持つことができれば、明るい豊かな社会の実現はそう遠い未来ではないでしょう。さらに地縁により結ばれた人たちが、個の自律と公の意識を共有し、お互いを認め合った中で、自治意識と使命感を持って集結する環境(=コミュニティ)を創ることができれば、自然にちいきは活性し、そこに住む人たちは心にゆとりを保ち、「心ある人たち」としてまちをつくることができるでしょう。そして未来を担う子どもたちに、このちいきの明るい未来を伝えていくことができるのです。
 物質的な豊かさだけでは絶対に満足することのできない、心の豊かさが尊ばれる、明るい豊かな社会の本質的な姿が現実のものとなるのです。
 私たち佐野青年会議所は、「心ある人たち」のちいきを想う気持ちを大切にし、自律する市民社会を創造していきます。そして誰もが心豊かに暮らすことのできる地域を実現するために、率先して行動していきます。
 
 
コミュニティサポート ~町会運営の活性~
 
 これからのまちづくりにおいて、住民自治意識を持つことは絶対に必要です。自分たちの住む地域を活性させ、そこに住むすべての人たちが、心豊かに暮らせる地域をつくるために、住民が持つ自治意識による、自主的な活動が必要なのです。
それぞれの地域に町会が存在し、地域を活性するために運営されていますが、経済不安や少子高齢化が進む社会情勢、そして近隣との関係を持とうとしない核家族化した人たちがいる現状では、自立した町会運営を行うことは非常に厳しい現状だと思います。
 まちづくりにおいて、住民に一番身近なコミュニティである町会運営を活性させることが、この地域に住む人たちの自治意識を向上するために必要であり、また住民の自治意識があがることで、地域が活性されていくのです。
 この地域の行く末を考え、町会運営を活性させ、魅力あるものにするためには何が必要なのでしょうか?もちろん住民自治意識を持つ人たちが存在していることが大前提ですが、町会運営における最低限の権限を移譲させることが考えられます。また運営費用などにおいては、行政からの助成金だけではなく、特別事業などで必要になる資金を簡易的に提供されるシステムがあれば、魅力ある運営をすることが可能になってくるでしょう。そのためには現在の行政直轄の町会運営では限界があり、行政と町会との間で運営をサポートできる組織を設置することが必要となってきます。この仕組みは広域で運営され、地区単位で町会を支援できる組織として、同地区内での円滑な町会運営をサポートしていくことができると考えます。
 私たちJCは、この新しい「地域コミュニティサポート組織」の確立を模索し、提言していきます。そしてこの地域に住む「心ある人たち」の自治意識を今以上に育て、魅力ある町会運営に率先して参加できる環境を創造していきます。
 
 
子どもたちの未来のために ~地域で育てる子どもの心~
 
 いつの時も子どもには明るく輝いていて欲しいと思います。子どもは、今まで知らなかった知識を知り、感動を覚えたとき、眩い(まばゆい)ばかりに瞳を輝かせます。自分も子どものころ、今まで知らなかったことを教わったときは、とても嬉しい気持ちになり、わくわくしたものです。
多くの知識を、家庭でも、学校でも教えてくれます。しかし、子どもにとって今必要なことは、人として生きていくための徳育であると考えます。
 人間は一人で生きていくことはできません。しかし子どもにはまだ、無償の愛を提供する親の存在があります。親からもらうことは当たり前と思っている子どもにとって、その時点では親の存在を意識する必要がないのです。そんな親のありがたさを家庭の中で理解することは難しく、人を思いやることや、地域を大切に思うことなど、道徳の時間をとらなくなっている学校では、中々教えることができない現状だと思います。しかし、今、子どもがおかれている環境の中で、生きていくために必要な知識を補い、徳育を通して子どもに感動を与え、人やものを思いやる気持ち、大切にする気持ちを教えることができるのは、親や先生、そして大人として責任を持つ地域の人たちです。この地域共育を通してその大人たちも共に気づき、学ぶことができるのです
 私たちJCは、多くの地域共育を開催してきましたが、もう一度立ち返り、子どもが人として生きるために必要な、心を学ぶことのできる機会をつくり、「心ある人」として生きていくことができる「ひとづくり」を行っていきます。また地域共育における大人のかかわり方を考え、「心ある人」としての私たち大人が、地域共育の大切さを気づき、そして学ぶことのできる環境を創っていきます。
 
 
つよいJCの組織と会員の資質 ~JAYCEEとしての姿~

 私たちは「明るい豊かな社会の実現」を理想とし、日々活動しています。その理想を現実にするために、使命をもって行動しています。そして会員それぞれがもつ使命を、揺るがないものとするために、また、つよい組織を創るために、JCマンとしての資質を向上していく必要があると考えます。JCには多くの研修プログラムがあります。個々の資質を高めるためにこのプログラムを活用し、会員のための研修を行っていきます。そして佐野JCの会員が積極的変化の創造を念頭に置いた個々のJCスタイルを見出し、JCメンバーであることの意識を高めてきます。
 私たちJCの会員が「心ある人」としてのJCマンとなり、愛情と志をもってJC活動に取り組むことが出来るための、会員個々の更なる資質向上を目指していきます。
 
 JC活動をより充実したものにするために、会員の拡大は絶対に必要です。今、全国の青年会議所では、共通して会員の減少が問題視され、私たちの佐野青年会議所においても、例外ではありません。佐野青年会議所をつよい組織にするためにも会員の拡大はLOM全体で真剣に考え、取り組んでいかなければならない問題です。
 また会員拡大をするためには、活動を通して、組織の魅力を発信していく必要があります。私たちJCが充実したまちづくり、ひとづくりの活動を行い、社会的に認知され、地域に必要とされる存在であれば、仲間を増やしていくことができるでしょう。そのために内部的にも充実したつよい組織をつくり、魅力あるJC活動を展開していく必要があります。
 何故、会員の拡大が必要なのか? もちろん組織の運営を活性させるためでもありますが、本当に必要としている理由は、私たちJCが行う地域のための活動を、多くの会員により、発信していけることです。そしてJCが考えるまちづくり・ひとづくりを実践していくためにも、取り組む仲間は多いほうが良いのです。
 
 私たち佐野青年会議所が、誰からも必要とされる組織として存在していくには、「JCの魅力」を発信していくことが必要だと考えます。そのためにも組織内部の連携を密にし、対外に発信することのできる、充実した事業を展開していくことが必要です。組織の規律を重んじ、「心あるJCマン」として人間的にも自律した会員を育てることが、つよい組織をつくること、また組織の魅力を見出せるものへと繋がっていくのです。
 先ずは私たちが充実したJC活動を行うことで「心あるJCコミュニティ」という、つよい組織をつくり、魅力ある佐野青年会議所の仲間を作っていきましょう。
 
 
おわりに ~地域を思う心~
 
 私は自分の生まれ育ったこのまちが好きです。このまちが自分の子どものころにあったコミュニティを取り戻し、活気あふれるちいきになることをいつも望んでいます。そこにはこのまちを愛し、このまちで暮らすことを誇りに思う人たちと、いつも無邪気に笑っている子どもたちがいるのです。
 私たちJCは、ちいきの明るい豊かな社会をいつも心に思い描いています。この明るい豊かな社会を実現するために、私たちは今こそ志を立てて、真剣に取り組まなければなりません。 
 私たちJCにはそれができるはずです。
 自律する市民による、心あるまちづくり、心あるひとづくり。
 先ずは私たちJCが行動していきましょう。そして発信していきましょう。
 
 「やっぱり自分のまちが一番良(い)い。」と言える、誇り高き市民(ひと)の住むまちの、未来を思い描いて・・・。